西の湖に群生するヨシと荻

2007年02月11日

びわ湖の東岸中ほどに近江商人発祥地の一つである近江八幡市とそれに隣接して、
織田信長の安土城があった安土町があります。
この二つの、市と町にまたがって西の湖とよばれているびわ湖の内湖がありますが、
ここがわれわれの会、東近江水環境自治協議会の活動の拠点なのです。

西の湖は面積が222ha、現存するびわこ最大の内湖です。
その特徴は二つ、その一つは、びわこのヨシの6割が西の湖に生育している
こと。もう一つはびわこの在来種が細々ながら、数多く生息していることです。
これらの保全がわれらの会の重点活動目標です。

ヨシは茎の中が空洞で12cm~13cmのものはヨシ笛の材料にもなり茶色の花が咲きます。
いままでアシと呼ばれていたものは、学説では荻(オギ)ということで白い花がさきます。




Posted by あづちの信長 at 22:57 │Comments( 1 )
この記事へのコメント
遅まきながら初めまして。。いつも安土の興味深いお話等、
楽しみに拝見しております。
よし博物館で西川館長のお話をお聞きして、ヨシ原の保全・再生が
琵琶湖にとってとても大切な事だと思いました。
保全活動や国産ヨシの商品化や流通する仕組みなど、課題も多いと思いますが、
頑張ってくださいね!
安土城屏風も見つかるといいですね。今日の京都新聞によると、
1592年まではバチカンにあったとか。。
いつの日か日本に、安土に戻る事を願いつつ・・・。
Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 2007年02月11日 23:59
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